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けだもの研究室
和歌山研究林のカモシカと研究林周辺でみつけたヤマネ
本研究室では、哺乳類の生態を
森林環境との係わりあいから研究しています。
そして、自然および人工撹乱に対する哺乳類の生態の適応様式の解
明を目指しています。
本研究室は北海道大学・北方生物圏フィールド科学センター・森林圏ステーション(札幌キャン パス)にあり
ま す。
新着情報:
屋久島大学での講演がウェブ公開されました。ココか
ら視聴できます。
屋久島世界遺産地
域のヤクシカ減少
屋久島西部の世界遺産地域でヤクシカの個体数が
2014年以降、年率15%以上で減少していることが分
かりました。この地域では約50年間、捕獲や駆除が行われていません。
また、遺産地域の外に多くのシカが流出したわけではないこ
とも示されました。つまり、遺産地域の中でシカは何らかの自然要因によって抑制さ
れていると考えられます。ニホンジカ個体群で捕獲圧なしに何年も減少が続く現
象が記録されたのは初めてのことです。屋久島にはもとも
と天敵となる肉食動物が分布しておらず、何千年もの間、シカ個体群は自然制御されてきた可能性があります。今回の発見はそれを示唆し
ているといえます。この地域の自然生態系の保全には自然制御されているシカ個体群を手つかずのまま維持することを視野に入れて進める
必要がありそうです。
プレスリリースはこちら
Hokkaido
University Press Release Site
論文
揚妻直樹・揚妻-柳原芳美・杉浦秀樹(2021) 捕獲圧のない地域におけるヤクシカ密度指標の18年
間の増減:屋久島世界遺産地域・照葉樹林の事例. 保全生態学研究26(1): 87-100.
J-Stage
Web公開
こちらのプレスリリースも参考にして下さい
北海道にオオカミが
生息していた頃、今よりエゾシカは多かった!
論
文
最近のひとコマ
2011
年10月20日より
■問い合わせは揚妻直樹まで |
update 20121130; minor change 20221115