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北海道大学 北北方生物圏フィールド科学センター

今回の実習について

実習概要

南アルプスの麓にある静岡市葵区井川地区は、静岡市の最奥部で、険しい山々が連なる山奥です。ここは我々のスケールで感じられる範囲と、気の長い時間で動いているのです。今回の実習では、実は山が動いているということ、それが織りなす自然の多様性という山岳科学の視点と、山が動くことで生じてしまう山岳災害を防ぐための知識を養う視点をもって、実際に自分の目で見て感じてみましょう。

実習内容紹介

・山の形とその動きを水の流れから知ろう

山や谷、そしてそこから流れる川をまとめた地形単位を流水域といいます。山の大きさや谷の深さによって、そこから流れる川の水の量に違いがでてきます。水だけではなく、山からの水を通して流れてくる岩石の大きさも異なっていて、山が削れていく様子が異なります(これを浸食と言います)。この様子を実際に河川流量などを測定することから確かめてみましょう。台風などで大雨が一度に降ると、河川の流路や河川に溜まった土砂や岩の溜まり具合が結構変化します。これをきちんと測るのは結構な手間ですし、何よりも正確な値で測定することは難しかった状態が続いていました。しかし、最近はドローンを飛ばした空中写真を撮影することで、測量が手軽に簡単でしかも正確に行えるようになりました。災害発生時に即座に状況が把握できるので防災面でも注目されています。ドローンの操作をしてみて、自分でそれを確かめてみましょう。

・ 適地適木を知ろう

標高の低いところから高い所へ登っていくと、森に生えている樹木の種類に変化が觀られます。樹木の種類のみならず、樹の高さに変化が生じている場合もあるでしょう。また、井川のような斜面崩壊が多く起きているようなところでは、崩壊から経った時間軸で生えている樹木に違いが觀られます。どのような場所で、どのような樹木が生えているかを実際に観てみましょう。そして、そこに棲む動物の痕跡も探してみましょう。

参加スタッフ

氏名 大学名・職名 専門・担当
鈴木 保志 高知大学・准教授 林業工学
長田 典之 名城大学・准教授 森林生態学
新井 大輔 山形大学・技術職員 技術指導
外間 聡 琉球大学・技術職員 技術指導


*筑波大学井川演習林スタッフ

氏名 大学名・職名 専門・担当
清野 達之 筑波大学・准教授 森林生態学、植物生態学、森林科学
山川 陽祐 筑波大学・助教 森林水文学、砂防学、物理探査
遠藤 好和 筑波大学・技術職員 森林管理
上治 雄介 筑波大学・技術職員 森林施業履歴・気象データベース管理

参加スタッフは随時更新していきます

北海道北方生物圏フィールド
科学センター 森林圏管理技術室

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